日本におけるレースカテゴリーはフォーミュラニッポン(FN)を頂点にF3・FIAF4/F4・Super FJ・レーシングカートなどがあります。
中でも本格的なフォーミュラへの第一歩としてローコストで参加できるSuper FJ(S-FJ)は、若手ドライバー達の登竜門と呼ばれるミドルフォーミュラ(F4)へと上がっていく大きな足掛かりとなります。
S-FJでフォーミュラカーレーシングの基礎(マシンの動きやレース中の駆け引きなど)を身に着け、ミドルフォーミュラを経て国内最高峰のスーパーフォーミュラ(SF)や世界一のドライバーを決めるF1、ひいてはフォーミュラカー以外のスピード競技への道など、S-FJは数多くの道を支えるピラミッドの重要な土台なのです。
レプリスポーツでは現在S-FJを中心にFIAF4などのミドルフォーミュラ、VITA、CS2など多くのカテゴリーをメンテナンスしています。
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人間が本能的に持っている、競争心と未知のスピードに対する好奇心が現在のモータースポーツの発展の根源にあるといっていいでしょう。
モータースポーツとは走行時間、走行距離、速度など具体的な目標に向けて競うものです。
特にサーキットレースではいかにしてライバル車より短い時間で規程周回数を回れるか?
もしくは規程時間内いかに長い距離を走れるかを競うものです。
勝つためには、一番効率の良いラインを速く走り、気の遠くなるようなシフト操作の繰り返しと、アクセルワークやブレーキングなどを精密機械のように一度もミスすることなくゴールに到達することが必要です。
更に刻々と変化するマシンコンディションを把握して、それに対応することも求められます。
ライバル車も同じ条件ですからその中での駆け引きも重要な勝負を決めるポイントになります。
高速で走るレーシングカーの中で、こんな神業的な作業を繰り返していくのがレーシングドライバーなのです。
勝利のために研ぎ澄まされたドライバーの技術と精神力。
ドライバーの力量を最大限引き出すためにチューニングされたマシン。
これがモータースポーツ最大の魅力と言っていいでしょう。